stsの日記

本当に自由な日記です。ゆるい気持ちで見てやってください。

竜王戦第5局のお話

どうもstsです。

おはようございます。

 

昨日は第33期竜王戦第5局2日目が行われました。

羽生九段の矢倉の出だしから豊島竜王が急戦を匂わせる駒組みを見せるも、互いにじっくり組み合う展開に。羽生九段は矢倉から3筋を攻め、豊島竜王は雁木に組んで8筋から攻める将棋となりました。

 

互いに攻め合い、羽生九段がリードを奪ったかに見えましたが、豊島竜王の辛抱が

実りが逆転。そのまま豊島竜王がそのまま押し切り防衛を果たしました。

 

豊島竜王はタイトル奪取経験は多いものの防衛に4回連続で失敗していた中での悲願の初防衛を達成。将棋界には「タイトルを防衛して一人前」という言葉があり、実績で証明してみせました。

一方の羽生九段はタイトル通算100期とはならず。しかし50歳での竜王戦挑戦という記録は偉大であり、全ての将棋ファンに夢を与え、最後の最後まで考える対局姿勢は何か胸を打つものがありました。

  

「最強の証明」か「伝説の誕生」かというキャッチコピーもついた今期竜王戦。シリーズを通して豊島竜王の4勝1敗となり、「最強の証明」という形になりました。

一方の敗れた羽生九段もこれで終わりではなく、まだまだ対局は続きます。またタイトル戦の舞台に戻ってきて、「伝説の誕生」を作って欲しいです。

 

ではまた明日!